新製品開発・技術力向上
身近なテーマにチャレンジ
(事業所名)富士ファイン株式会社
(事業内容)極細電線・より線・各種コイル製造加工



事業部長 稲垣孝之 氏


「絶縁皮膜した製品」
(1)どのような新製品ですか?
 デジカメのフラッシュや携帯電話の中に使われる極細電線で、銅線を臭素系化合物を使用しない樹脂で性能を落とさずに絶縁皮膜した製品(左下写真)です。海外で化学物質の使用に対する規制(REACH規制)が厳しくなり、こうした規制の変化をチャンスと捉え積極的にそれに対応できる製品開発に取組みました。

(2)技術面の課題をどう解決しましたか?
 専門の絶縁塗料メーカーと協力して解決しました。メーカーから新たな樹脂材料を提案いただき、それを当社で電線に皮膜して評価することで改良品を完成させました。

(3)新製品開発を行う企業へのアドバイス
 試作開発は成功するかどうかはやってみないと分かりません。はじめから補助金や助成金を当てにした大きな金額へのチャレンジはリスクが大きいです。これまで培ってきた自社の技術やノウハウを活かして身近なテーマに取組み、それをコツコツ積み上げて行くことが大切だと思います。また、専門屋さんと協力することも試作開発に必要な要素だと思います。